高橋光信は『感謝の気持ち』で打った!
昨日の首位攻防第2ラウンドも、阪神のミスに付け込んで得点して勝つという、非常にいい試合でした。中日の先発・昌も、ここまで頑張ってる割にはなかなか勝ち星が付かずにいましたが、これでようやく5勝目をゲット。そして何より、阪神に連勝したことでゲーム差も3.5ゲームと広がり、何だかこの2試合だけ見ているとドラゴンズはもうこのまま突っ走っていきそうな雰囲気すらしてきます。
この連勝は勿論福留の復帰が大きいのは言うまでもありませんが、昨日の試合に限って言えば、6回までは1安打に抑えられていたドラゴンズ打線が、ようやくつながってアレックスのタイムリーで追いついたものの、その直後の7回に勝ち越されるという嫌な展開でした。まさに負けパターン。しかしその裏、相手のエラーも絡み一挙3点を挙げて大逆転という、ドラゴンズにとっては首位独走に勢いをつける試合、タイガースにとっては追撃の勢いを殺ぐ試合となりました。この1勝は大きいですよ。
7回の3点は相手のタイムリーエラー、福留のタイムリー、ウッズの犠牲フライによる3点でしたが、普通に見れば勝ち越し打を打った福留がヒーローなんですが、自分は敢えて高橋光信を個人的MVPに挙げたいです。これは勿論光信ファンだからというのではなく(笑)、同点に追いついた直後に勝ち越されるという嫌なムードの中で、逆転の口火を切ったという事を評してです。光信があの1アウトランナーなしの場面で凡退していたら、あの逆転劇は決して生まれなかったでしょう。
今朝の中スポに、『光信は「感謝の気持ち」で逆転の口火を切った』という見出しで、コメントと記事が出ていました。以下、中スポより抜粋です。
打席に入る前に考えていたことは? ありきたりの質問に、ビックリする答えが返ってきた。
「今日はシゲさんの2000試合じゃないですか? こういう日なんだから、何とか勝ちたいな。そのためには自分が塁に出なきゃな。そう思っていました」
球種、コース、積極的にいくか、慎重に待つか…。って、それよりも谷繁の2000試合出場? だけど、高橋光はそういう男なのだ。生き馬の目を抜けない。座右の銘を知れば、それがよく分かる。『感謝』。突き進む、時に奪い取る。それが美徳のプロの世界に身を置きながら、感謝の気持ちこそが最重要だと説くわけだ。
「子どもの頃から親にそう教わりましたから。たまたまなんですが、高校の野球部の部訓もそうでした。使ってくれた人に感謝。打たせてくれた投手に感謝。取材してくれた人に感謝。ありがたみを感じないと」
そう言えば、仏の顔っぽい。だけど、高橋光のおかげで地獄(黒星)から天国(白星)に舞い上がった山本昌こそ、両手をこすり合わせたい気分だったはずだ。【7月27日付け中スポより】
いいですねぇ。光信の人柄がよく表れています。今では代打の切り札としてすっかりドラゴンズにはなくてはならない存在となった光信ですが、一昔前は一軍と二軍を行き来するエレベーター選手でした。その頃よく言われていたのが、「光信は能力はあるのに人が好過ぎてダメなんだ」というものでした。勝負の世界ですからある程度非情にならなければならない部分もあるわけですが、根底にあるものは変わらず、今はいい方向にそれが向いているようです。光信の心の中にある『感謝』の気持ち、これは昨日書いた英智の精神と通じるモノがあると思いませんか。
…しかし、「仏の顔っぽい」って…(笑)。そう言われてみれば、確かに仏の顔っぽい(笑)。手を合わせて拝んでいる昌の姿と併せて想像すると笑えてきます。
同じく今日の中スポのコラムで、「中日の控え選手と阪神の控え選手との質の違い」的なことを論じている文がありましたが、これはまさに同感です。中日の控え選手は、「レギュラー半」の選手ではなく、選りすぐられた精鋭、職人集団なんです。今はその筆頭の川相はいませんが、英智、光信、渡邉ら、元祖スーパーサブ達の精神は健在です。ドラゴンズの強さは、その投手力、守備力は勿論ですが、スタメン選手がダメな時、強力にバックアップしてくれる彼ら控え選手達の存在があるからだと思います。
頼もしい“スタベン”達の活躍が、今後も楽しみです。
この連勝は勿論福留の復帰が大きいのは言うまでもありませんが、昨日の試合に限って言えば、6回までは1安打に抑えられていたドラゴンズ打線が、ようやくつながってアレックスのタイムリーで追いついたものの、その直後の7回に勝ち越されるという嫌な展開でした。まさに負けパターン。しかしその裏、相手のエラーも絡み一挙3点を挙げて大逆転という、ドラゴンズにとっては首位独走に勢いをつける試合、タイガースにとっては追撃の勢いを殺ぐ試合となりました。この1勝は大きいですよ。
7回の3点は相手のタイムリーエラー、福留のタイムリー、ウッズの犠牲フライによる3点でしたが、普通に見れば勝ち越し打を打った福留がヒーローなんですが、自分は敢えて高橋光信を個人的MVPに挙げたいです。これは勿論光信ファンだからというのではなく(笑)、同点に追いついた直後に勝ち越されるという嫌なムードの中で、逆転の口火を切ったという事を評してです。光信があの1アウトランナーなしの場面で凡退していたら、あの逆転劇は決して生まれなかったでしょう。
今朝の中スポに、『光信は「感謝の気持ち」で逆転の口火を切った』という見出しで、コメントと記事が出ていました。以下、中スポより抜粋です。
打席に入る前に考えていたことは? ありきたりの質問に、ビックリする答えが返ってきた。
「今日はシゲさんの2000試合じゃないですか? こういう日なんだから、何とか勝ちたいな。そのためには自分が塁に出なきゃな。そう思っていました」
球種、コース、積極的にいくか、慎重に待つか…。って、それよりも谷繁の2000試合出場? だけど、高橋光はそういう男なのだ。生き馬の目を抜けない。座右の銘を知れば、それがよく分かる。『感謝』。突き進む、時に奪い取る。それが美徳のプロの世界に身を置きながら、感謝の気持ちこそが最重要だと説くわけだ。
「子どもの頃から親にそう教わりましたから。たまたまなんですが、高校の野球部の部訓もそうでした。使ってくれた人に感謝。打たせてくれた投手に感謝。取材してくれた人に感謝。ありがたみを感じないと」
そう言えば、仏の顔っぽい。だけど、高橋光のおかげで地獄(黒星)から天国(白星)に舞い上がった山本昌こそ、両手をこすり合わせたい気分だったはずだ。【7月27日付け中スポより】
いいですねぇ。光信の人柄がよく表れています。今では代打の切り札としてすっかりドラゴンズにはなくてはならない存在となった光信ですが、一昔前は一軍と二軍を行き来するエレベーター選手でした。その頃よく言われていたのが、「光信は能力はあるのに人が好過ぎてダメなんだ」というものでした。勝負の世界ですからある程度非情にならなければならない部分もあるわけですが、根底にあるものは変わらず、今はいい方向にそれが向いているようです。光信の心の中にある『感謝』の気持ち、これは昨日書いた英智の精神と通じるモノがあると思いませんか。
…しかし、「仏の顔っぽい」って…(笑)。そう言われてみれば、確かに仏の顔っぽい(笑)。手を合わせて拝んでいる昌の姿と併せて想像すると笑えてきます。
同じく今日の中スポのコラムで、「中日の控え選手と阪神の控え選手との質の違い」的なことを論じている文がありましたが、これはまさに同感です。中日の控え選手は、「レギュラー半」の選手ではなく、選りすぐられた精鋭、職人集団なんです。今はその筆頭の川相はいませんが、英智、光信、渡邉ら、元祖スーパーサブ達の精神は健在です。ドラゴンズの強さは、その投手力、守備力は勿論ですが、スタメン選手がダメな時、強力にバックアップしてくれる彼ら控え選手達の存在があるからだと思います。
頼もしい“スタベン”達の活躍が、今後も楽しみです。
by Izanagi52
| 2006-07-27 11:29
| 高橋 光信
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年齢…不詳
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